会社情報

保管品質、安全衛生への取り組み

保管品質への取り組み

今日の物流業界は、国内の消費動向の変化により多品種少量配送への傾向が一層進んでおります。
また、世界各地より輸入される冷凍・冷蔵貨物は荷捌、通関、保管、配送の一貫した物流サービスが求められております。 
そのため、高品位物流が業界の競争力を左右するといっても過言では無い時代となりました。当社は、この変化をチャンスと捉え、2009年に所轄税関長より「特定保税承認者(AEO)」の承認を受け、お客様により一層ご満足いただくため、さらなる物流品質向上を目指しております。

AEO制度とは

AEO(Authorized Economic Operator)制度とは、貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された事業者を税関が認定し、迅速化・簡素化された税関手続の利用を認める制度。

AEO認定事業者

荷捌き場で、温度の安定と結露の防止を徹底

荷捌き場では、デシカント(吸着除湿)で空気中の水分を吸湿し除去しています。また、陽圧管理により室内の空気圧を高くすることで外気の侵入を防ぎ、2~5°の温度の安定と結露の防止を徹底しています。

不測の事態に迅速に対応するため、庫内温度管理を徹底

冷凍・冷蔵倉庫内はコンピュータ制御により温度を監視し、警備会社との連携で24時間365日の庫内温度管理を徹底し、不測の事態にも迅速な対応が可能な体制にしています。

「C.P.Aチーズ検定」認定者によるチーズ保管品質の向上へ

チーズの普及啓蒙を目的に発足したNPO法人「チーズプロフェッショナル協会」による「C.P.Aチーズ検定」に認定された社員による、チーズの保管品質の向上を目指しています。認定者は「コムラード・オブ・チーズ」と呼ばれ、コムラード(Comrade)とは仲間や同志の意で、食の文化遺産でもあるチーズに集う、チーズをこよなく愛する人たちを指します。

安全衛生への取り組み

事業継続のためにBCP対策への取り組み

神戸住吉冷蔵倉庫の事務所棟2Fは、災害発生時にBCP対策室として使用できるよう備蓄倉庫を設置。また、自家発電設備を設置し、停電時の各庫の温度監視装置、各階荷捌き場の照明、事務所内電気機器の電力を確保しています。

安全衛生委員会、パトロールの実施

現場の安全パトロールおよび事務所内の作業環境改善の取り組み確認を毎月1回以上、全経営職で実施しています。

安全衛生環境への啓発教育を実施

安全衛生環境に対する関心度と危険に対する感受性を高めるため、定期的な社員教育やフォークリフト、リーチフォークの安全運転講習を定期的に実施しています。

コンプライアンス教育を実施

全社員に対して親会社(上組)監修によるコンプライアンス関連教育とテストを毎月実施しています。